ハードウエア

BLE Leaf の スリープ/ウエイクアップ

AC02 BLE Sugar を省電力制御します。

◀ この記事の前に: 電源電圧の検出(ADC入力)
▶ この記事の次に: Leafony STM32のPA10(注意点)

スリープ と ウエイクアップ

BLE Leaf のスリープとウエイクアップは以下のとおりです。

  • スリープ: BLE APIにより USBモジュール(BGM11S22F256GA-V2)を Halt状態にします
  • ウエイクアップ: BLE APIにより USBモジュール(BGM11S22F256GA-V2)を Halt状態から復帰させます

スリープ時の状態

BGM11S22F256GA-V2のスリープ時の状態は、モジュールの消費電力管理モード(Energy Mode=EM)に依存します。いくつかの低消費電力モードがありそれぞれに応じてCPUやペリフェラルの動作が異なります。スリープ状態は以下のとおりです。

  1. EM0(Active Mode): フル動作状態で、CPUやペリフェラルがアクティブです。
  2. EM1(Sleep Mode): CPUが停止しているが、ペリフェラルやメモリ、クロックシステムは動作しています。これは、低消費電力でかつ迅速に再開が可能なモードです。
  3. EM2(Deep Sleep Mode): クロックがほぼ停止し、CPUや大半のペリフェラルが無効化されます。特定の割り込みイベントによりウェイクアップできます。
  4. EM3(Stop Mode): ほぼすべてのシステムが停止し、消費電力を最小限に抑えます。Wake-upは特定のGPIOや外部割り込みに依存します。
  5. EM4(Shutoff Mode): ほぼ完全な電源オフ状態に近く、Wake-upにはリセットや特定の条件が必要です。

HALT時のUARTピンの状態

HALT状態(EM2やEM3など)では、UARTピンは高インピーダンス状態となり通信は停止します。

参考情報

他のサイトで参考になる情報は以下のとおりです。

このホームページ内

  • 複数のMCUをつなぐ: このロボットには複数の MCUが搭載されています。その MCU間の接続の概要です。

他のWebサイト

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